UNEXT「HOKUSAI」映画を観た話

孤高の絵師・葛飾北斎の生き様を描いた作品。

 

腕は良いが、食うことすらままならない生活を送る若き日の北斎。そんなある日、人気浮世絵版元の蔦屋重三郎に腕を見込まれるが、なかなか認めてはもらえなかった。歌麿写楽が先に売れていく中、もがき苦しむ北斎大自然の中で自分らしさに気づいていく、というストーリー。

 

葛飾北斎がどんな人物で、どんな生涯だったか、最高傑作と名高い、波の絵「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」がどのようにして描かれたのか、感動的な映画です。

 

正直、⭐︎3つしかなく駄作だったのかなぁっと思いつつ、観るかどうしようか悩んだ映画です。が、しかし…何故コレが3!!意味がわからない。私なら5!!それくらい個人的にはいい映画でした。

当時の活躍していた人気浮世絵師、歌麿や歌舞伎を描いた、まだ少年だった写楽も登場していて、時代背景も勉強になります。

何より才能はあるのになかなか評価されない北斎の葛藤や、政府に弾圧される時代の中、それでも筆を持ち続けた信念を感じさせる壮大な話。人生観に学ぶところが多かったように思います。